UPKIで気になる所

WikiにPDFが幾つか公開されていて,それを眺めていて気づいたのだけど,概要の1-5の図って間違ってる気がする.ここではSAML V2.0って書いてるから恐らくShibboleth 2.xのことを描いてると思うのだけど,5,6のバックチャンネルでの属性交換があったのは1.xの話.まだ2.xを理解している訳じゃないので間違っているかもしれないが,2.xからは認証アサーションが発行される時,それに属性がくっついてくるはず.それをSPのACSが処理した後,内部でフィルタとか展開とかほげほげして,値をエクスポートしてユーザに返し処理は終わり,がデフォルトの動作(と理解している).
SPにもAttributeResolverとかそれっぽいのがあるんだけど

Indicated by type="Query", issues a SAML attribute query back to the IdP that issued a SSO assertion if no attributes are pushed.

https://spaces.internet2.edu/display/SHIB2/NativeSPAttributeResolver

て書かれてるから恐らくデフォルトでは動かない.俺が後ろで出来る設定を見つけれてないのか分からないけど,ポリシーによって属性が与えられないことはほぼないはずなので,あの図は動作説明としては適切じゃない気がする.確信まで持って行くことが出来ないのが俺のヘボい所かも^^;